愛知の事故死者数増加で再びワーストの危機
今年も9月21日から30日まで「秋の交通安全県民運動」を展開している。(写真=9月18日に県庁前での出発式)愛知県における交通事故死者数は、昨年は17年ぶりに交通事故死者数の全国ワーストワンの汚名を返上したが、今年は前年を上回るペースで事故死者数が増加しており、9月15日現在で全国1位となっている。秋は日没時刻が日増しに早くなり、とくに夕暮れ時に事故が多発していることから、健全なクルマ社会を目指す自動車業界は、危機感を強めて悲願の「ストップ・ザ交通事故」に取り組みを一層強めている。
今年も残り約3カ月にもかかわらずワースト1位が続いている。このような交通事故情勢を踏まえ、愛知県では交通事故死者数の5割を超える高齢者の交通事故を防止するため、交通安全を強く促している。
(全文は整備新聞 令和2年9月25日号:4面に掲載)