全国で外国人技能実習制度の活用が活発化している。日本自動車整備振興会連合会(竹林武一会長)によると「外国人自動車整備技能実習評価試験」の受験者数が今年は884人(9月7日現在)となった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響が懸念されていたが、昨年度を上回るペースで増加した。とくに愛知県は技能試験の受験者数が3年連続で全国一となっており、今後も全国的に増加が予想される。全国の外国人技能実習生は、平成29年度は372人、30年度は793人、令和元年度は1537人まで増加している。今年度は5カ月間で884人となり、昨年度の上半期(770人)の人数を超えるペースで増加しており、累計では3586人となっている。
(全文は整備新聞 令和2年10月10日号:4面に掲載)