自動車技術の高度化を背景に、整備業界も変革への対応を迫られる中、会員数が五千を超える全国一の愛知県自動車整備振興会(川村保憲会長)の支部が、課題などの対応に力を発揮している。今年は春先からの新型コロナウイルスの感染拡大で支部の活動も大幅に制約されてきたが、各支部とも活動意欲は強く、有償運送許可研修会や特定整備制度における整備主任者等資格取得講習会の支部開催など成果を上げている。来年に向けた水面下の活動も続き、地域に根ざした愛知ならではの支部の存在感が高まっている。
コロナ禍で活動が大きく制約される中、各支部は今年、自家用レッカー車両で事故車両などを有料で運送できる許可を受けるための有償運送許可研修会(写真:支部開催で多くの会員事業者が参加した有償運送許可研修会)に積極的に取り組んだ。
(全文は整備新聞 令和2年10月25日号:4面に掲載)