今年度上半期(4~9月)の継続車検市場は、いわゆる裏年に当たるものの堅調に推移した。大市場の愛知で見ると、前年同期比で登録車は3・2%減、軽自動車は1・9%増となり、9月からは1年ぶりに増加に転じた。新型コロナウイルス感染拡大対策で車検期間の伸長措置もあり、5~6月に増減の乱高下も見られたが、半年ベースではほぼ予想通り底堅い動きとなった。愛知運輸支局のまとめを集計すると、今年度上半期の登録車の継続車検台数は72万 5608台で、前年同期(74万9765台)に比べ3・2%減となった。稼働日数が1日少ないこともあり、実質微減にとどまった。
(全文は整備新聞 令和2年11月10日号:1面に掲載)