岐阜県自動車整備振興会(田口隆男会長)の電子制御装置整備認証の取得率が高く、とくに10月からの新点検基準施行を前に、指定工場における取得率が90%台までに進んできた。全国的には取得率に大きな差があるが、岐阜では四年間の猶予期間を待たず、指定工場が先行して大半が体制を整えた。同振興会の指定部会や検査員委員会などを総動員した取り組みが注目される。岐阜整振の会員事業場数は1932工場で、そのうち指定が625工場、認証は1307工場となっている。この8月末現在で電子制御装置整備に係る認証取得状況は、指定が543工場(取得率=86・9%)、認証が368工場(同=28・2%)、県全体では911工場(同=47・2%)となっている。
(全文は整備新聞 令和3年9月25日号:1面に掲載)