8月22日に名古屋高速道路で発生した高速乗合バスの横転・炎上事故(2人死亡、7人負傷)を受け、国土交通省は自動車局長名で、バス事業者に運行管理や車両の点検整備徹底を求める通達を日本バス協会に出した。通達では、「輸送の安全確保は、自動車運送事業者の最大の使命である」と強調し、高速乗合バスの安全確保の徹底を図り、利用者の信頼回復に万全を期すよう求めている。内容は、運行管理業務を再確認し、安全確保の原点に立った確実な運行管理を実施、とくに①確実に点呼を実施する②乗務員の健康状態、過労状態の確実な把握に努める③適切な運行計画を作成し、確実に支持する―ことを要請。
(全文は整備新聞 令和4年9月10日号:4面に掲載)