自動車検査証の電子化に伴う経費増加を理由に、継続・新規の検査手続きの手数料が本年一月から値上げされた。10月末に「道路運送車両法関係手数料令」が決定した。国土交通省の発表によると、内容は①国または軽自動車検査協会に納めなければならない自動車検査証の再交付②国または軽検査協会に納めなければならない検査手続き③自動車技術総合機構が基準適合性審査を行う検査手続きを受ける場合において、国に納めなければならない自動車検査証の交付―に係る手数料の金額を改定するというもの。このうち、継続検査で保安基準適合証の提出がある場合、登録車は窓口申請が現行1200円から1400円に200円増、OSS申請が現行1000円から1200円に200円増となる。
(全文は整備新聞 令和5年1月10日号:12面に掲載)