継続車検市場が堅調に推移している。愛知県における令和3年度の継続検査台数は、前年度に比べて登録車が0・7%減、軽自動車が2・4%増、合計では0・2%の微増となった。稼働日数が1日多いことを考えると、全くの横ばいと言える。昨年度は新車販売市場がコロナ禍や半導体不足などの影響を大きく受けたことから、今後の車検市場に多少の変化も予想される。継続車検市場はエコカー補助金、東日大震災、消費税増税、軽自動車税増税などによる新車販売台数の影響を受けて増減を繰り返ししており、ここ数年の波動からすると令和3年度は愛知県でも前年比マイナスが見込まれていたが、最終的にはほぼ横ばいとなった。
(全文は整備新聞 令和4年4月25日号:1面に掲載)