特定整備制度に基づく電子制御装置整備の認証取得率が、なかなか伸びていかない。全国で先行してきた中部地区では、静岡を除く四県で取得率50%を超えているが、ここ数カ月の進捗は鈍い。中部地方自動車整備連絡協議会(中整連)のまとめによると、昨年11月末現在の中部5県の電子制御装置整備認証取得工場数は7323工場で、振興会会員数(1万2702工場)に対する取得率は57・7%となり、前月末から0・6%上昇した。内訳は、指定工場で4187工場(会員の89・9%)、認証工場で3136工場(同39・0%)となっている。
(全文は整備新聞 令和5年1月10日号:11面に掲載)