日本自動車整備振興会連合会(日整連、竹林武一会長)は、令和4年度特定整備業実態調査結果に基づいて自動車整備白書をまとめた。この中で、整備業界の現状と課題、見通しなどを説明するとともに、今回は業界でも大きな問題となっている人材不足に対する取り組みについて、アンケート調査をベースにした対応策を示している。白書は令和4年6月時点の実態調査結果を分析し、①整備業の概要②整備士場を取り巻く社会環境③総整備売上高の動向④生産性の動向⑤労働条件等の動向⑥当面の見通し⑦その他(人材不足に対する取り組み)についてまとめている。さらに、今回は会員事業場が取り組んでいる人材不足を補うための「業務効率の改善策」と、「整備要員の定着率向上につながる待遇改善策」について、アンケート調査による状況を説明している。
(全文は整備新聞 令和5年4月25日号:1面に掲載)