国土交通省の6月21日付人事異動で、中部運輸局自動車技術安全部長に前自動車局車両基準・国際課課長補佐の諸川慎治氏が就任した。変革期に入った整備業界の大きな課題は整備士の人材確保・育成や整備技術の高度化、各制度のデジタル化への対応。さまざまな課題に対して、行政の指導にも期待がかかる。ご就任にあたり、諸川新部長に整備業界の課題や対応などについてお聞きした。
――はじめに、ご就任の抱負をお聞かせ下さい。
諸川部長 中部地区は東西の要衡に位置し、自動車保有台数及び整備工場数の双方が全国一位の愛知県をはじめ、整備業においても極めて重要な地域の一つと認識しています。このような中、「自動車の安全・安心の確保」をしっかり進めたいと考えています。
(全文は整備新聞 令和5年9月25日号:1面に掲載)