新型コロナウイルス感染症の五類移行を背景に、経済活動が活発化したこともあり、自動車整備業界では総整備売上高DI・総入庫台数DIがいずれも上昇している。日本自動車整備振興会連合会(日整連、竹林武一会長)はこのほど、第55回「整備需要等の動向調査」の結果をまとめた。調査結果の概要によると、今期(令和5年1~6月)の総整備売上高DI(プラスと回答した事業者の割合からマイナスと回答した事業者の割合を引いた数値)は、前期(令和4年7~12月)のマイナス3・0より13・2ポイント上昇した。上昇幅は前期より縮まっているが、2半期連続の改善によりプラス圏(プラス10・2)に浮上した。業態別では、専業認証が6・6ポイント増、専業指定は13・6ポイント増、ディーラーは14・9ポイント増といずれも改善、専業指定もディーラーに半期遅れてプラス圏に浮上した。
(全文は整備新聞 令和5年10月10日号:6面に掲載)