令和6年の年頭に当たり一言ご挨拶申し上げます。昨年は、新型コロナウイルス感染症が五類感染症に移行し、旅行などサービス消費が回復したものの、食料品などの物価上昇により、景気の先行きには依然として不透明感が漂っています。政府は、所得税の定額減税や低所得世帯への給付などを盛り込んだ新たな経済対策を打ち出したことから、景気回復に繋がるよう期待しています。さて、我々整備業界は、コロナ禍の影響を受けながらも、クルマ社会の最前線で安全・安心を守る社会的使命をしっかりと果たしてまいりました。整備業界は比較的安定した経営状況が続いており、日整連の令和4年度自動車特定整備業実態調査によりますと、総整備売上高は前年度に比べ3・4%増と、2年ぶりに増加に転じました。
(全文は整備新聞 令和6年1月10日号:2面に掲載)