中部ではビッグモーター(BM)の悪質な不正事案などが多く発生したこともあり、令和5年度は指定取消処分が大幅に増加した。保安基準適合証の交付停止は前年度を下回ったものの、自動車検査員の解任命令は21件にも上った。中部運輸局管内(5県)では、令和5年度の不正行為による整備事業者に対する行政処分件数は、指定整備が22件となり、前年度より18件増加した。処分内容では前年度は無かった指定取消処分が15件と大幅に増加、そのうち12件がBM関連となっている。
(全文は整備新聞 令和6年4月10日号:1面に掲載)