愛知県警生活安全総務課によると、令和4年の県内の自動車盗難認知件数は884件となり、前年(745件)に比べて18・7%と大幅に増加した。平成27年から令和2年まで減少を続けていたが、2年連続の増加となった。自動車盗難では特定の車種に被害が集中。車種別では1位がランドクルーザー(プラドを含む)204台、2位はプリウス148台、3位はレクサスLX76台となっており、上位3車種で被害の約半数を占めている。盗難防止装置を設置しているにもかかわらず、特殊な機器を用いて車両システムに不正に侵入して盗む手口が多くなっている。被害総額は28億4,300万円に上る。
(全文は整備新聞 令和5年4月10日号:4面に掲載)